佐野元春30周年アニバーサリースペシャル ALL FLOWERS IN TIME

佐野元春30周年アニバーサリースペシャル ALL FLOWERS IN TIME

WOWOWで年始に放映された佐野元春30周年アニバーサリースペシャル ALL FLOWERS IN TIME|WOWOWオンラインを今更ながら視聴。

まず、デビュー30周年ってことに驚き。もうそんな経つんだ。
佐野元春は、中学・高校時代に大好きで良く聴いていて、ライブは高校生の時に3回参戦。
いつの間にか聴かなくなってたけど、WOWOWの番組では過去の映像も流れており、改めて佐野元春の楽曲の良さ、彼の偉大さを実感。

1980年のデビューアルバム「BACK TO THE STREET」から1986年発表の「Cafe Bohemia」までは、めちゃくちゃ聴いた。
1982年の3枚目アルバム「SOMEDAY」まではオーソドックスなブルースロック、アメリカンポップに影響を受けた楽曲が主だった。
と言っても、当時日本ではこんな音楽をやってる人はいなかったから、オリジナリティある存在だったし、本当にロックンローラーって感じだった。
メディアの露出も少なかった。
あの当時のアーティストはメディアに頼らなかったのがカッコよかった。
(せいぜいラジオや音楽専門誌で、ライブ活動でファンを増やすことが多かった。あのBOOWYでさえ、メディアに登場したのは解散前のほんの1年だけだったし。)

1983年から渡米しニューヨークで生活する。
当時ブームの兆しを見せていたラップやヒップホップに強く影響を受け、それらを上手く自己解釈し1984年に「VISITORS」を発売。
当時斬新で、センセーショナルなアルバムだった。
日本で初めてラップを取り入れたアーティストでもある。(僕の記憶では)

1986年の「Cafe Bohemia」は、一転ヨーロッパテイストのオシャレなアルバムに。
ソウルミュージック、ジャズ、レゲエなど多彩なジャンルを佐野元春というフィルターに通してあくまで自己流に仕上げてる。
と思ってたんだけど、数年後にThe Style Councilのアルバムを聴き、The Style Councilの影響受けまくりってことを知る。(誤解を恐れずに言うなら、パクってる。。。)

それ以降は、洋楽一辺倒になり邦楽をあまり聴かなくなったと同時に、いつの間にか彼の音楽も聴かなくなった。
1992年ドラマの主題歌にもなった「約束の橋」が爆発的にヒットしていても、「とうとうドラマの主題歌やっちゃったか」って冷ややかに見てたし。

そんな感じで、僕にとっての佐野元春は「Cafe Bohemia」までなんだけど、一番良く聴いたアルバムは「No Damage」。
彼が渡米中に発表されたベストアルバム。
若者独自の焦燥感や繊細さ、淡い恋心なんかが一杯散りばめられている。
昔からこのアルバムを聴くと、胸がしめつけられる思いをする。
それは今でもそう。

初めて聴いたときから大人になった今も、ずっと「つまらない大人にはなりたくない」って元春が叫んでる。

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