前に進む為に(転載)

コーポレートサイト社長ブログに投稿した記事「前に進む為に」をまるごと転載致します。
社長である私と、個人の私、同じ思いということです。

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東北関東大震災)で被災された皆様に慎んでお見舞い申し上げます。

久しぶりのブログがこんな内容で、投稿するのを躊躇したのですが、前に進む為に書くことにしました。

地震発生時、会社で仕事をしていました。
私は神戸の震災を経験している為、比較的落ち着いていましたが、スタッフはかなり動揺していました。
常日頃、地震を意識していたので、モノが3つ落ちた程度で被害もありませんでした。

今なお状況は悪化するばかりでテレビを見ているだけで精神的に疲弊してしまいます。
地震、津波、原発と次々と襲いかかる悲劇と恐怖。
多くの行方不明者の内一人でも無事であること、被災者の生活が一日でも早く再生することをただ祈るばかりです。
そして、お亡くなりになられた方々には、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

私は神戸市灘区出身で、前述の通り1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災で被災しました。
当時、父が経営していた店舗が全壊となりました。(住居はなんとか無事でしたが)
直下型の激震、それによる恐怖、しばらくの避難所生活、そして思い出が一杯詰まったお店が潰れ、大好きだった神戸の街並はその形を変え、息子2人がやっと社会人になり夫婦だけの人生を楽しもうとした矢先の両親は職を失うことに。
そんな状況下、1ヶ月くらい虚無感に襲われ何もする気がせず前向きに物事を考えることなんてできませんでした。
だからと言って、今回の被災者の気持ちが分かるなどとは到底言えません。
私が受けた悲しみ以上の悲しみを受けた方が多くいる中で、「気持ちが分かる」なんて軽々しく口に出すことはできない。
もちろん、分かってあげようとする努力は必要です。

神戸の震災で、人間の小ささを叩き付けられました。
人間は単なる自然の一部であって、それ以上でもそれ以下でもないことを知らされました。
しかし、皆が「なにくそ」と復興に立ち上がり、神戸は見事に復興しました。
そして、壊れたものは元には戻らないけど、また新しく作る力を人間は持っていることを知りました。
だから、今回の被災地も必ず復興することを私は確信しています。
と同時に、復興までに幾多の困難が待ち受けていて、強い精神力で困難を乗り越えなければいけないことも確かです。

被災地復興の為に私ができることは少しばかりの寄付と、しっかり働くこと、そして今まで通り(もしくはそれ以上)消費をすることだと思います。(現在は節電、資源の節約も)
元気である者が、立ち止まっていては日本経済が停滞してしまい、被災地の復興どころではなくなってしまいます。
被災地が復興に勤しんでいる間、私は私の役割をしっかり果たしたいと思います。

数年後、「東北地方太平洋沖地震以降、日本はダメになった」と言われてはいけない。
そんなことでは、犠牲者・被災者に申し訳ない。
『東北地方太平洋沖地震以降、日本は強くなった』と言われるように、元気な者が頑張らないといけないんです。

 

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